日本のモダンアート

日本のモダンアート

日本のモダンアートシーンは現在、これまでにない盛り上がりを見せています。美術館に展示されている作品もあれば、定期的に開催されるアートフェスティバルで見ることができる作品もありますが、とりわけ岡山県と香川県の間に位置する瀬戸内海エリアは、現代アートが盛んな場所として有名で、様々な島々にモダンアート作品を展示する美術館やインスタレーションがあります。

【モダンアートに触れられるイベント一覧】
大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ
瀬戸内国際芸術祭
中之条ビエンナーレ

以上のとおり、香川県と岡山県の間にある瀬戸内海には、日本で最も多くのモダンアートの拠点があると言っていいでしょう。同地域のアートムーブメントは、ベネッセコーポレーションが1990年代に直島に美術館を建設し、アートプロジェクトを開始したことがきっかけでした。やがて、直島とその周辺の島々に、さらに多くの美術館が建設され、瀬戸内国際芸術祭の開催により、現在では、瀬戸内海の十数の島々にアートが広まったのです。